【試験前の学生向け】効率の良い暗記の仕方 単語帳の暗記の仕方 #19
効率の良い暗記の仕方について
どうもこんにちは。「いけちゃんす@ゆるゆるブロガー」です。(Twitter名)
今日は暗記についてのお話です。暗記は私がかなり得意とする領域なので、大学受験や、資格試験などで培ったノウハウを今回はお話ししていこうと思います。
特にこのような悩みを持った方に読んで頂きたいです
「うまく暗記が出来ないけど暗記しないといけない」「暗記作業がそもそもニガテでテストの点数が上がらないんだけどどうしたらいいの?」
といった悩みや疑問を持たれている方は、特に読んでいただきたい記事になっています。
今回は、暗記の定番である「単語帳の暗記」に関してお話ししていこうと思います。
結論から言いますと、たった1つの画期的な方法です。これにテクニックを加えることも出来ますが、テクニックに関しては、別記事で書いているので、こちらをご覧ください。
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では、早速説明していきます。
さらっとでもいいので、単語帳を何回も見返す
先に1番やってはいけない暗記の仕方をご説明します。
「1日にNo,1~10まで暗記して、2日にNo,11~20まで暗記して~~」といったパターンです。私も中学生の頃この暗記法を使って愚直に暗記していました。
「あ、これいつもやってる暗記パターンだ」「え?これのどこがいけないの?」と思われた方もいると思いますので、なぜこの暗記法ではいけないのかについて説明していきます。
「こんなの知ってるよ」と思われた方も、しっかりと読み込んでみてください。テクニックの中に知らないものもあるかもしれません。
では、例え話を用いて説明します。
もし仮にその単語帳に単語が1000個記載されている場合です。
上記のやり方だと、1日に10個ペースですよね。すると、全てを暗記するまでに100日かかる計算になります。うまく進まないという日も加味して、120日ということは、約4ヶ月かかる計算になります。
では、ここで質問です。無事に120日で単語帳全てを暗記し終えた際に、では、「この単語の意味は?」と、No,210の単語を質問されたとしましょう。
あなたなら答えられますか?
私ならNoです。ここまで来たら頭のいい方なら分かるかもしれません。
そうです。1日に確実に10単語覚えているのにも関わらず、私達人間の脳の大事な機能を忘れてしまっているが為にこのような事態が起こっているのです。
では、それは何なのか解き明かしていきましょう。
人の脳は「忘れる」ように出来ている
皆さんもテスト中このようになったことはありませんか??
「これテスト直前で見た問題だ。でも解き方忘れたあああ」「あの公式なんだっけ?昨日やったのにーー」
私もこのような感覚に苛まれることはよくあります。
このように、人の脳は「忘れる」ように出来ているわけです。
私がこれを言うと、「何で忘れるんだろう」「全部覚えられるようになればいいのになあ」「天才はずっと覚えていられるんだろうなあ」
と言われることがあります。
待ってください。全部覚えられるようになったら逆にヤバいのです。
想像してみてください。
あなたが女性から振られたときや、悲しい出来事があった時、全てを覚え続けている人(忘れられない人)はとても辛いはずです。(テストの時を除いて笑)
このように嫌な記憶などを忘れて次の日から頑張れるように人の体は出来ているのです。無理もないですよね。脳は忘れようとしているのに人は覚えようとするわけですから。。
人の脳は、いらない情報は忘れ、大切な情報を記憶するわけです。
なので、脳に「この情報は大事だ!」と思わせる必要があるのです。
では、この線引きは何によって行われているんでしょうか?
皆さんも考えてみてください。
脳は何度も出会う情報を大切なものだと理解する
ここで最初の単語帳を何周もするという理由がお分かりになられたでしょうか?
上記の見出しには書いていませんが、ただ単純に何度も出会えばいいわけではありません。ポイントは「一定期間を空けて情報に出会う」ということです。
なので、何周も見返す必要があるのです。
これを言うと、「全く分からない単語を勉強するのに書かないとダメじゃないの?」や「全く覚えられる気がしないんだけどいいのこれで?」と思われる方もいると思います。
それに回答すると、「それでオッケーです」というのが私の回答です。
というのも、最初は全く分かりません。
1回目でテストされてもおそらく0点です。ですが、それを毎日繰り返していると「この単語なんか知っている」「だんだんわかってきた気がする」という風になってくるはずです。
それの積み重ねをしていく方が脳はこの情報を大事なものとして長期記憶の分野に寝ている間に移行してくれます。
詳しい記憶のメカニズムに関してはこちらをご覧ください。
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こちらの記事を読まれた方。お疲れ様でした。今の皆さんは、脳の記憶のメカニズムも分かっている状態なので、記憶の達人になっていることでしょう。
「記憶のメカニズム」の記事でありました通り、エビングハウスの忘却曲線に従って、その情報に出会う予定を立てていけばいいのです。
テストの日までに長期記憶に覚えたいものを移行することが出来ていれば、テストの日に焦り、緊張でど忘れが起きたりすることもなくなります。
そうすることにより、テストで暗記問題に悩むことなく、考えなければ解けない問題に時間を使えるわけです。
ここで、「本当にそんなこと出来るの?」「テストに結果が直結するの?」といった疑問にお応えすべく、私の経験をもとに解説します。
高校の定期テストで総合1位を獲得
私は高校の定期テストで何度か1位を取ったことがあります。なので、この記事はある程度の信頼性があると言えます。
当時私はこの暗記方法と以下の記事の勉強法を用いて勉強していました。気になる方はこちらもご覧ください。
こちらの記事を読まれた方、お疲れ様でした。私が使っていた勉強法はこの2つのみです。こまごましたテクニックは他にも用いていましたが、これで成績は爆発的に上がりました。
「今回の暗記法ってテストの点数に直結するの?」と思われた方が多いと思います。それについて私の経験をもとに説明していきます。
では、実際にこの暗記法をどのような場面で使ったのかについてお話ししていきます。
私の学校の英語は2種類あって、文法と長文読解のようなものでした。
これらのテストでほとんど満点を取り続けていました。それには理由があります。普通の英語のテストでは毎回の問題によって点数は上下しますが、私たちの学校の問題は暗記すれば全て解けるんです。
文法の方は授業で解いていった問題、テキストに載っている例文が穴埋めでそのまま出題されます。この段階で「簡単そう」と思った方。少しお待ちください。(笑)
英語の長文を10個ほど暗記
先にこの文法の方の平均点からお伝えします。なんと、毎回55点ほどなのです。
このように聞くと、普通のテストとなんら変わりないですよね。私はそれで満点をほぼずっと取り続けていました。
もう1つの英語のテストですが、それも同じく60点前後だった気がします。これもほとんど満点を取っていました。こちらの方は、長文の穴埋め問題でした。ランダムに空いている穴に適切な語を入れるというものです。
私は、全文(約10個くらいの長文)を暗記していたので、このテストも楽勝でした(笑)
どちらの英語の先生が言っていました。「英語の定期テストは全て暗記をすれば絶対に100点が取れるように出来ているよ(笑)」と。
おそらく、先生たちは誰もこんな量を暗記出来ると思っていないんでしょう(笑)
私はこっそり今回の方法を用いて暗記をして毎回全問正解をたたき出していました。
私の経験からも分かる通り、この方法を使えば確実に暗記が出来るようになるわけです。是非ともこのテクニックを使ってみてください。
では、2つ目のポイントもお話ししたところで、最後にまとめていきましょう!
まとめ
効率の良い暗記の仕方を学びましたね。たった1つのシンプルな暗記法でしたが、これを徹底すれば、英語の長文を10個暗記することも可能です。では、そのたった1つの方法は何だったのか復習していきましょう。
「さらっとでもいいので、単語帳を何回も見返す」でしたね。
ここで大事だったことは、人の脳は忘れるように出来ているので、忘れてしまっても落ち込まない。そして、脳は一定期間を空けて、何度も出会う情報を大切だと認識し、暗記されます。
いかがでしたでしょうか??
是非、この記事を読んで、「へーそうなんだ」で終わらせるのではなく、「実践」してみてください。
気に入った方は読者になって頂けると私のモチベーションに繋がります。是非宜しくお願い致します。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。そんなあなたが大好きです。(YouTubeのアシタノワダイ風)
では、また明日お会いしましょう。